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合板の板面品質の等級A-A・B-Bと1等・2等の意味

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要点
  • 表板が広葉樹単板なら1等〜4等(表3以外の樹種は1等〜3等)、針葉樹単板ならA-A等の記号
  • A-AからF-Fの21通りの記号は、前の文字が表面、後の文字が裏面の等級(表7)
  • 生き節はAが長径20mm以下・1m²あたり3個以下、Fが長径100mm以下・30個以下(表8)

A-A・B-Bは、針葉樹単板を表板に使った普通合板の板面の品質を表す記号で、前の文字が表面、後の文字が裏面の等級(AからF)です。1等・2等は、広葉樹単板を表板に使った普通合板の等級で、表3の樹種なら1等〜4等、それ以外の広葉樹なら1等〜3等に分かれます。どちらも合板の日本農林規格(JAS 0233-1:2026)の5.1.5に定められています。

表板の樹種による3つの区分

5.1.5は、普通合板の板面の品質について次のいずれかを満たすよう定めています。表3はカバノキ科・ブナ科・カエデ科・シナノキ科など26の科を挙げています。

表板の単板等級・記号基準を定める表
表3の種類の広葉樹単板1等・2等・3等・4等表面は表4、裏面は表5
表3以外の広葉樹単板1等・2等・3等表面は表6、裏面は表5
針葉樹単板A-A〜F-Fの21通りの記号記号は表7、基準は表8

1等〜4等の生き節の上限

広葉樹単板の等級は、生き節・死に節・抜け節・入り皮・割れ・虫穴などの項目ごとに基準が決まっています。生き節の長径の上限は次のとおりです。

等級表4(表3の樹種)表6(表3以外の樹種)
1等長径が20mm以下長径が25mm以下
2等長径が30mm以下長径が45mm以下
3等長径が40mm以下長径が50mm以下
4等長径が50mm以下区分なし

A-AからF-Fまでの記号

表7の記号は、表面の等級と裏面の等級の組み合わせで、裏面が表面より上の等級になる組み合わせはありません。表7には次の21通りが定められています。

A-A、A-B、A-C、A-D、A-E、A-F、B-B、B-C、B-D、B-E、B-F、C-C、C-D、C-E、C-F、D-D、D-E、D-F、E-E、E-F、F-F

たとえばB-Cは、表面がBの基準、裏面がCの基準を満たす合板です。

AからFの基準(表8)

表8の節と穴の基準は次のとおりです。節の数は長径が5mmを超えるものを数え、EとFは長径が20mmを超えるものを数えます。

等級生き節死に節抜け節又は穴(抜け落ちた部分又は板幅方向の径)
A長径20mm以下で、数が板面積の1m²当たり3個以下長径15mm以下で、数が板面積の1m²当たり3個以下3mm以下
B長径50mm以下で、数が板面積の1m²当たり5個以下長径20mm以下で、数が板面積の1m²当たり3個以下5mm以下
C長径75mm以下で、数が板面積の1m²当たり7個以下長径75mm以下で、数が板面積の1m²当たり7個以下40mm以下
D・E長径100mm以下で、数が板面積の1m²当たり7個以下長径100mm以下で、数が板面積の1m²当たり7個以下75mm以下
F長径100mm以下で、数が板面積の1m²当たり30個以下長径100mm以下で、数が板面積の1m²当たり30個以下75mm以下

腐れはAからFのすべてで「ないこと」と定められています。

コンクリート型枠用合板・構造用合板の記号

同じJASでは、コンクリート型枠用合板(表面加工したものを除く)が表12のA-AからC-Dまでの9通り、構造用合板が表24のA-BからD-Dまでの9通りの記号を使います。構造用合板の記号にA-Aはありません。基準はそれぞれ表13・表25に別に定められています。

製品への表示

普通合板の表示事項には、品名・寸法・接着の程度・ホルムアルデヒド放散量などとあわせて板面の品質が含まれます(6.1)。表板が広葉樹単板のものは「1等」などの等級を、針葉樹単板のものは表7の記号を記載します(6.2)。

接着の程度やホルムアルデヒド放散量は普通合板のページ、型枠用と構造用はコンクリート型枠用合板・構造用合板のページ、ほかの種類は合板の種類一覧にまとめています。

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